政局占う参議院選ー保守本流復権なるか

参議院選挙まで、残り約二か月を迎えるなか、参議院選挙にて、与党の自政・光明両党は、非改選を含めて過半数を維持し、政権基盤を安定させたいとしている。光明党は党独自の政策実現のためにも、党勢の拡大を視野にいれている。

参議院選挙に勝利し、「保守本流」の復権につながれば、松平総理の掲げる独自の政策「分配と成長」と外交安保におけるハト派路線の復権につながる。

逆に参議院選挙にて過半数割れ、または議席を減らすこととなれば、各派閥からの要求が高まり、構池会(松平派)や松平内閣を積極的に支持している志荘会(麻野派)、令和研究会(茂光派)率いる保守本流の復権は難しいものとなってしまう。

特に焦点は複数人区での自政、光明の勝利だろう。この複数人区でどちらが片方でも落選が相次ぐとのことになれば、清野会(阿倍野派)や志帥会(二階野派)-菅グループ連合のような「保守傍流」(緊縮財政、外交タカ派)からの人事の斬新や政策の見直し等の要求が増し、自政、光明間の信頼関係も揺らぐこととなってしまう。

松平内閣の今後を占う重要選挙となっている。

その為中選挙区制においては、共倒れを防ぐよう慎重な候補者の擁立と票割りが必要となる。一人区においては、苦戦が強いられている自政党は野党の新社会党や国民改革党に負けぬよう積極的に地方組織や無党派層に投票を呼び掛けるつもりだ。一部メディアからは、一人区において、自政党への支援を法創協会が渋っていると報じられていたが、どのような結果となるかは、投票箱の箱を開けるまでは分からないだろう。保守本流の復権となるか、「保守傍流」の影響力が強くなるか、それともねじれ国会となってしまうのか、今後の国政または外交において重大な影響力を及ぼす選挙となるだろう。


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