防衛省によると28日、華国海軍の測量艦1隻が鹿児島県の口永良部島や屋久島の領海内に約3時間にわたり侵入したと発表した。
海上自衛隊は27日午後9時半ごろ、口永良部島西の日本の接続水域を東へ進む華国海軍の海洋総合調査艦1隻を確認した。同艦は28日の0時ごろに同島西側の接続水域から領海に侵犯。2時間ほど東進し南側より海域を離れた。
防衛省はこれについて「現時点で目的は判明しておらず、無害通航に慨するものかどうかを確認している」とし、また外交ルートを通じて懸念を通達したと明かした。
華国海軍はここ数年来、沖縄周辺域での活動を活発化させており、早急な対応が急がれている。
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