NR東日本の田川総裁は今日、現在NRグループで運行している一部の在来線特急について、運行本数の見直しなどを進めていることを明らかにした。
田川総裁は現状について「脱炭素化の流れで寝台列車など、夜行急行・夜行特急需要が見直されつつある」と言及。現時点で臨時化されている「寝台急行 銀河」(東京→大阪)、「サンライズ ゆめ」(東京→広島・下関)、「サンライズ ふじ」(東京→大分)「ムーンライトながら」(東京→大垣)、「ムーンライト信州」(東京→松本)の定期化、また2000年に運転を休止していた「サンライズ 紀伊」(東京→紀伊勝浦)の季節臨時便復活について「可能性は高い」と言及した。
また田川総裁は「安価な夜行バスと競合するが、我々は体を横に預けられて、食事も取れて、それでいて夜行バスとある程度勝負できる金額で挑みたい」とし、現時点で定期運用されている「サンライズ はやぶさ」(東京→熊本・鹿児島)などについても「車両を更新しさらに顧客需要をつかみたい」としている。
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