参議院選、公示まで二週間切る各党選挙モード、本格突入へ

参議院選公示までいよいよ二週間を切った。

各党支持母体への挨拶周りや候補者の街宣運動が相次いでいる。長期政権による自由民政党や光明党は主に経済政策についての長年の実績のアピールをし、新たな公約である

「しがらみからの脱極と真資本主義」という構造改革によって、経済構造の転換を図り、その得られた利益を国民へ分配するという公約だ。

一方で選挙では、自由民政党は「安保法や憲法改正」については、ほとんど触れておらず、また小泉仁次郎のようなタレント議員や閣僚や幹事長クラスの幹部を接戦区の都市部に投入することによって選挙対策を図っている。

また自由民政党には、参議院にて最大の票田である郵政票、建設業開票、農政連票、日本医師会、神道政治連盟をはじめとした支持母体への挨拶周りも行っている。


一方で対する新社会党の方も準備を進めている。新社会党人気議員である蓮譜庵(レンフアン)議員は自由民政党の憲法の改悪政策や構造改革を弱者切り捨て政策と批判を強める一方で、新社会党の公約「一億総見捨てない社会」を掲げ、高所得者への累進課税強化や労組の立場向上等を訴えている。主に新社会党は市民連合といった支持母体、自動車総連、電力総連、自治労、日教組等で構成された労働組合によって支えられており、これらの挨拶周りも行っている。

選挙は、投票箱の蓋を開けるまで分からない。結果がどうなるのか非常に注目である

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