華国軍香港部隊が事実上増派、当局「配置転換」


 国営清華中央テレビは今日、人民解放軍の香港駐屯部隊が交代するため香港に入る映像を流した。陸軍部隊の大型トラックや装甲車が広東省深圳から香港に向かう場面や、香港の岸壁に到着した海軍部隊の模様を伝えた。香港の抗議活動を牽制する思惑があるとみられる。
 交代は王遠平国家主席が指導する軍最高機関、党中央軍事委員会の承認を得た定期的な行動としている。
 香港では以前にも大規模な抗議集会が行われており、今回は香港紙記者拘束に対する抗議運動が展開されている。以前の抗議集会では人民解放軍導入の懸念があったものの回避されている。

 華国国防省はこれらについて「部隊の入れ替わりは以前からの計画に基づく定期的なものだ。我々は治安上の問題について、香港基本法に基づく要請がない限り動員しない」とした。

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