今回ネットにて過激な反韓国、反清華の言論や予算や背景を考えずにと日本の核武装や軍備の増強を主張し、陰謀論を展開する「ネット右翼」について研究している「古本敬介」さんに清華は、日本を侵攻する可能性はあるのか?について取材をした。
古本敬介「まず結論から申し上げますと100%あり得ない話ですよね。ネット右翼の皆さんは、日本が清華に侵攻されることを過激に主張し、憲法改正や核武装論を唱えますけど、そもそも日本が行っている安全保障をネット右翼の皆さんは理解してるんですかね?これは日本に限らず、あらゆる国が行っている安全保障の一つですけど、最大の安全保障って「お金を海外へばらまくことや経済、資源等々の取引き関係を持つ」これが安全保障なんですよ。
もちろん中東や発展途上国のような特殊な事情を抱えてる国は除きますよ。ただほとんどの国は結局は、お金なんですよ。ネット右翼の皆さんは、「日本は、清華に依存している!!これはよくない!!!」と言いますけど、清華から見れば人民元安のおかげで日本の工場がばこばこ進出してますし、今や日本で出回る品のほとんどはMade in China つまり大事なお客様なんですよね。
日本も清華による利益は大きくて大事な「取引先」なんですよ。日本は、清華に限らず、多くの国とビジネスしてるんですよね…そもそもこれ知らない人多いんですが、日本は世界最大の「ガソリン」輸出大国なんですよね。日本が中東から輸入した付加価値の低い原油を日本にある石油精製工場にて加工し、世界に輸出してます。実際に日本で東日本大震災が起きた時、世界中でガソリン不足が起きてガソリン価格の高騰がおきました。あくまでも一例ですけど、日本はこれだけでもネット右翼の皆さんが考えるよりも世界において影響力の大きい国なんですよ。しかも加えてアメリカの同盟国ちなみに日本はアメリカともEUとの経済的な結びつきが強い、そんな国に、この読者の皆さんであれば清華に何がおこるか、想像できますよね。勿論勘違いしないでいただきたいのは、安全保障の一つと申し上げただけで、軍事も立派な安全保障の一つです。否定する気はないですよ。ただネット右翼の人たちの主張する安全保障は、馬鹿みたいに軍事軍事軍事の一つ覚え…とりあえず最後に僕が言いたいことは、まず「だれかの言うこと」を鵜呑みにするんじゃなくて、日本という国がどんな国かをよく理解してから意見を主張しないと、これからは、ネット右翼の皆さんに限らず、恥をかく時代がやってくるんじゃないかなと…私は、思いました。以上です」。
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