清華「総力で完全排除」台湾巡り

 清華共産党の海外向け機関紙「環球紙」は27日、"台湾独立派は自らの火遊びで焼け死ぬ"と題する論説を掲載し「我々は台湾のテロ独立勢力を総力で完全に排除し、彼らの火遊びは自らを業火て焼け死ぬ火種になるだろう」と武力行使の可能性について改めて言及した。
 環球紙は、台湾当局について「独立策動という火遊びが苛烈になれば、最後に彼らはそれを火種に焼け死ぬことになるだろう」と警告し、アメリカなどが台湾への支援を強化し、台湾が独立の動きを見せた場合は「テロ独立勢力を総力で完全に排除」すると軍事力を行使しての状況打開に言及した。
 清華は来月、日本の国会に相当する全国人民代表大会が開催される予定で、また秋には王遠平国家主席が三期目に突入すると見られていることから、全人代を前に、指導部として台湾統一への強い意志を対外的に示し、海外を牽制するとともに、国内の結束を強化する狙いがあると見られる。

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