香港科技大突入死者10人ほどか、内実徐々に判明

(香港科技大で撮影された華国軍部隊)
 大陸全域でのインターネット回線が回復し、香港科技大突入の内実が判明しつつある。複数の関係者は香港科技大突入により、学生らが概ね10人ほど犠牲になったとしている。
 関係者らによると、華国軍は現地時間の6月4日午前2時ごろに突入。その10分前ほどから、体調不良を訴える学生が多くなり、突入時点で抵抗する気力のある人はほとんどいなかったという。
 犠牲になった10人は"民主衛兵"とされる武闘派メンバーで、いずれも突入時に華国軍に発砲し、反撃された。
 華国軍は突入後、活動幹部らが立て篭もる大学の学長室を占拠。その後校内を順次占拠し、午前4時頃に学内の掲揚塔に華国軍の軍旗が掲揚された。 
 今回の突入直前に科技大から離れ、身柄拘束に至らなかった関係者は「大規模な流血に至らなかったことは奇跡だ。しかし突入時点で校内にいた人は、その多くが極刑相当を免れないのではないか」と語った。

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