人民解放軍による香港科技大学突入について、その詳細な被害は未だ明らかになっていない。その理由にあるのは香港のみならず大陸全土に影響している大規模な通信統制だ。
今日6月4日は、かつて華国の民主化を訴えた市民を武力鎮圧した天安門時間のあった日だ。華国では毎年この日になると高性能なVPNですら遮断を余儀なくされる通信統制が行われる。
特に今回は香港における武力鎮圧もあった影響で、例年よりもさらに厳重な統制が敷かれており、華国のインターネットチャットアプリ「微信」でさえも、華国─海外での通信が難しくなっている異例の事態だ。
華国のインターネットに詳しい龍鳳大学の佐伯教授は「今までも六四インターネット規制はあったが、この規模は初めてだ」と指摘。香港事件の詳細が判別するのは「早くても選挙が明けてからになるのではないか、それまで華国はインターネット社会から"鎖国"する可能性が極めて高い」とした。
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