官房長官「香港邦人退避に全力」

 松本浩史官房長官は1日午前の会見で、香港での抗議活動が苛烈化しており、また出入域に制限がかかることを受け「香港からの出域を希望するしないに関係なく、在香港法人が遅滞なく退避出来るよう全力を尽くしている」とした。
 香港ではこのほど、記者拘束や選挙無効などにより大規模な抗議集会が行われており、一部では臨時政府が樹立される事態になっている。また香港で鎮圧にあたる政府側の武装警察の一部が寝返るなど、中央の統制を逸脱しつつある。
 官房長官は会見で「華国当局より、特別な理由がない限りは原則として香港から退避するようの要請が来ている。現在在香港邦人については既に陸路と海路を通じた退避を手配しており、期限である24時までに公的機関職員以外の退避が済むように手配されている」とし「華国本土を含め、不要不急の渡航については一時見合わせるよう呼びかける」とした。

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