[独自]政府関係者「無茶苦茶だ」北核実験

 「正直なところ"やっぱりきたか"という感じでしたよね」防衛省関係者は今回の核実験をそう振り返る。
 17日の午後1時過ぎ、北朝鮮の北部で地震が観測された直後、関係省庁はすぐに幹部を招集。特に防衛省では各部署の関係者が次々に登庁した。
 同省は空自機を投入して日本周辺空域で大気中からちりを収集。専門機関で放射性物質を調査したが異常値は検知されなかった。
 警察庁も同日、警備局を中心に情勢を判断し、朝鮮総連など国内の北朝鮮関連施設への警戒と情報収集の強化を指示した。幹部によると、トラブルは確認されていない。
 事態対応にあたった防衛省関係者は次のように話す。
 「今回の北朝鮮の記念日が近づくにつれて、情報機関や外務省関係者との連携を密にして、普段よりも警戒を強化していた。ただそれでもまさか核実験を本当にやるとは思わなかった。北朝鮮指導部はもう無茶苦茶だ」
 北朝鮮の核実験に頭を悩ませるのは省庁だけではない。与党、自由民政党幹部は「今回ミサイルに核実験でしょ?しかも近くには華国が空母3隻目を進水させるって噂もある。党内のタカ派は憲法改正とか自衛隊強化を松平さんに強く求めているらしくて、派閥内の対応に大忙し。全くやってられないよ」と記者に語った。

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